小売価格の最適化

今日、久々に少しマーケティングリサーチ寄りの話をする機会があって
なぜか少しほっとした。

ちょうど学習院の上田先生のお話が出てふと一年半ぐらい前に
最適価格の模索なんかをやっていた頃を思い出した。。。(遠い目)

ちなみにCNETの記事によると脚光を浴びる価格最適化技術ということで
「移り気な消費者のトレンドに機敏に対応できるような価格設定戦略を追求」し
「購買傾向を科学的に予測する」のが今熱いらしい。

AppleRaptを使おうとしている。

HPは既にRaptを使っていて、こんなコメントを寄せている。
"Rapt increases our revenue by $15 million per quarter in our
UNIX NA division through better pricing decisions."

この辺の動きはかなり面白い。

先日のエントリーでORACLEの買収祭りについてのエントリーを書いたけれど、
Oracleもやはりプロフィットロジックという小売価格最適化ソフトウェアの会社を買っている。

プロフィットロジックのカスタマーリストを見ると
Bloomingdale's・JCPenney・Marshall Fields・Searsといった百貨店や
Loehmann'sのようなディスカウントストア
(先日の出張で凍えそうになった私を救ってくれたLoehmann's!!!)
その他GapやToys R Usなど、あそこもここも利用しているのねという感じ。
(しかしWelcome guideが突然Oracleに飛んで変な感じ。。。)

今はまだパーツパーツでは色々な物が
カネの無駄だったと言われながら密かに役に立っていたり
役に立ったと言われつつ実はコスト対効果は全然だったりすると思うのだけれど、
最終的には価格調査とか、実売データとか、ERP、SCM。。。。。とまあ
色々なデータとかシステムとかをつないで見えてくるもの・実現できるものがあって
5年後には当たり前にスタンダードになっているのかなぁと想像すると
結構面白い。

あー。OracleはSPSSと協業してるのね。

OracleGrid。。。
×× Gridと言われるとEPIC2014が刷り込まれていてあの声で
Google Grid。。。」と頭の中で響き渡るのは私だけでしょうか。。。
ちなみに上記EPICの映像には日本語字幕も出てます。