TRON

TPCさんのBLOGにトラバ

昨日忘年会に出席していた際に、話題になったのが
「初めて見て感動したor印象に残っているor人生に影響を与えた映画」の世代間ギャップ。
TPCさん仰るところの「私」のスタンス確認ですな)

老若男女とりまぜての飲み会なので「猿の惑星」「2001年宇宙の旅
タイタニック」「スターウォーズ」等々色々出た。

私は小学校の頃親に連れられて映画とか演劇とか
かなり色々見に連れて行ってもらったのだが
小学校時代に見て印象に残ったのはやはり「ET」だった。とまあそんな話をしていたのだが。

しかし、実はその話題のとき、ちょっと頭をよぎったのは実は「TRON」だった。
まだ10歳にもなっていない頃で、何が起こっているのか全然わからない内容だった。
当然英語だし。(アメリカに住んでいたので)
映画館から出て「どうだった?」と聞かれても上手く答えられない。

画面の切り替えがぐるぐるしていて、
コンピュータの画面の黒の中に緑のレーザーのような線が色んな形をかたどって
なんかコンピュータの中で必死に戦っているのはわかるんだけど、わけわかめの世界。
でも、すっごく印象に残っていたことだけは覚えている。

今改めてgoo映画の解説を読んでみると:

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コンピューター内での権力闘争を、コンピューター・グラフィックスを駆使したアニメと実写フィルムを織りまぜて描く。コンピューター・グラフィックスはTVコマーシャルや映画の一部(例えばマイクル・クライトン監督のLookerに使われたことはあるが、これほど全面的に使われたのは初めてのこと。

ENCOMは米国防総省にも通じる巨大なネットワークを持ったコンピューター会社だ。デリンジャー社長(デイヴィッド・ワーナー)の独断専行に、エンジニアのアラン(ブルース・ボックスライトナー)は反発する。同僚のローラ(シンディ・モーガン)とともにアランは、フリン(ジェフ・ブリッジス)の経営するゲーム・センターをたずねる。フリンは将来を嘱望された天才エンジニアだったが、その有能さを恐れたデリンジャーに首にされ会社を追い出されたのだった。「デリンジャーが好き勝手にプログラムを作り変えており、トロンというプログラムを使って、デリンジャーのマスター・コントロール・プログラム(MCP)を監視しようとしたが、うまくいかない」とアランはフリンに語る。フリンはアラン、ローラと一緒にENCOMに忍びこむ。フリンが端末機にすわり、コンピューターを作動させようとした時、レーザー光線が彼に照射された。朦朧とした意識の中で目覚めたフリンは、自分がコンピューター世界にとばされたことに気付く。フリンはコンピューター戦士のトロン(ブルース・ボックスライトナー)に出会い、彼から「コンピューター内にあるMCPによって、すべてのプログラムが支配され、その執行官がサーク(デイヴィッド・ワーナー)であること」を聞かされる。トロン、フリン、そしてもう1人の囚人ラム(ダン・ショア)ともに電子闘技場に連れ出された。3人は敵方の闘士3人とともに生命を賭けたライト・サイクル・ゲームをやらされる。3人はゲームの途中で逃げ出し、サーク配下の戦士との壮烈な戦いが展開された。フリンらはその戦いに勝ちを収めた。再びフリンは人間世界にもどり、デリンジャーは失脚する。
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おいおいおいおい、こんな内容を10歳にも満たない、しかも英語しゃべれない女の子が
見に行ってどうするんだよ。。。(とほほ)という感じである。
しかし、わからないなりにもインパクトがすごくて、これを理解したい!と
強烈に思ったことが思い出される。。。不思議だ。

別に今もデジタル人間でもITに詳しいわけでもPC大好きなわけでもないのだが
なんかしらそういう世界にご縁があったのかなあと思わないでもない。

小学校の頃、アメリカの小学校にはAPPLEのコンピュータが何台かあって、
LOGOという簡単なお絵かきアプリケーション(でもコマンド打たなきゃいけない)で
遊んでいたことを思い出す。
今、「プログラム書いて」って言われても何もできないけど
子供の頃は色々可能性を持っていて
ひょっとしたら私は超デジタル人間に育っていたのかもしれない!と思うと
なかなか感慨深い。

そんなことを思い出させてくれたTPCさんに感謝。
全然違う話題になってしまいましたが(^^;;