MRIといえば「秘密」


清水玲子さんというすばらしい少女漫画家がいらっしゃいます。
「竜の眠る星」とか「月の子」「輝夜姫」なんかが代表作。
(といってもそれほど読んでないけど)


絵も美しく、SF系のストーリーの得意な方でほんとに上手い。
こんな絵を描く人


彼女の「秘密」という作品の一巻を、以前BOOKOFFで買ったのでした。


これ、結構面白いんですけどね。
あまりネタばれするのも何なので内容は書きませんが、
2055年にはMRIの技術や脳の研究が発達していて、
死んだ人の脳をMRIスキャナーにかけ、一定の電気刺激を与え
脳を120%動かすと死んだ人が「見た」映像を
そっくりそのまま再現できるというもの。


死んだ人の主観が入るので、「かわいい娘」と思っていた娘さんは、
実際の本人よりもかわいく、あどけなく映る。


第1話は「アメリカ大統領が刺殺。自殺か他殺か、他殺なら誰が犯人かわからない」
という状況下で、初めてこのMRI映像が捜査に使われるという設定。
漫画といってバカにしちゃあいけませんぜ。
是非ご一読あれ。
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