D1グランプリに行ってきたよ!〜ドリフト

さて、いよいよドリフト。こちらがオフィシャルページ。

D1グランプリは、ドリフト走行のカッコよさで勝敗を決める競技。ドリフトとは、後輪もしくは4輪を滑らせながら走る走法。ハンドルは曲がっていく方向とは逆の方向に切れることになり、ドライバーは通常の運転の限界を超えた領域でクルマをコントロールすることになる。

速さじゃなく、カッコよさで点数が決まります。
だから、解説が「男らしくないので5点」(100点満点で。。。)とかそういうむちゃくちゃな点数がつけられたりします(笑)


今回はオールスター戦なので、人気投票27位以内の選手のみ参戦できます。

何かがとりついたようにつっこみまくり、クラッシュ連発、マシン大破続出、観客大喜び!前代未聞の「レーサー達がノリノリになりすぎました」という事態になってしまいました。(前日のシリーズ第2戦はクラッシュなんて殆どなかったそうな)

しかし、ドリフトの選手達の個性の強さと来たらものすごいものがあります。

一番人気のノムケンこと野村謙さんは、もんちっちみたいなかわいいおっさん。
みんなにノムケン応援旗配っちゃったり
負けるといきなり客席に駆け込んで応援とか始めちゃったり。

三番人気の織戸学さんはカウボーイルックに決めようとしている(?)面白いお兄さん。
彼の「織戸流」Tシャツ、買えばよかったなー(笑)


ドリフトのルールfrom D1グランプリオフィシャルページ

●予選は単走といって、一台ごとに2本走り、高い方の1本が評価の対象となる。「角度」、「スピード」、「ライン」、「エンジンの音」、「直線でフル加速しているか」などの要素が複合的に審査され、20名ぐらいまで絞られる。

●本戦1回戦も単走で、予選上位20名ぐらい+シード選手で走り、ベスト16まで絞られる。(今回はオールスター戦だったので、人気投票で絞られていたため本戦から)

●追走トーナメント。

ここからがD1グランプリの真骨頂。勝ち抜いてきた上位選手が、1対1で戦うことによって勝敗を決する、追走方式のトーナメントだ。
 対戦する2台がコースインし、ウォームアップ走行を1本行った後、本番の走行に入る。ここではラインなどは関係ない。やるかやられるかの勝負となる。先行のマシンに引き離されたら負け。先行のマシンとの距離を詰め、インに入れれば勝ちだ。ただし、判定には、ドリフトの角度やマシンの性能差なども考慮されるため、必ずしも速いクルマ、パワーのあるクルマが勝てるとは限らない。もちろんスピンやアンダーステアなどは大幅な減点になる。先行のマシンがわざとスピードを落として、後追いのマシンのドリフトを戻らせてしまうというテクニックもある。
 本番の走行は、前後の車両を入れ替えて計2本行われる。ただし、2本の走行で明確な勝負がつかなかった場合は、サドンデスと呼ばれる延長戦に突入し、どちらかがミスをするまで走行が続けられる。
 このような方法で、追走1回戦、準々決勝、準決勝、決勝を行い、優勝者を決定するのが追走トーナメントだ。

。。。とかなんとか言っているうちに日が暮れてきました。
寒い!寒い!


追走の写真ですが、テールランプで何が何だかわかりませんね(^^;;
すごいデッドヒートだったんですが残念です。。。


「熱い男!」織戸さんは、対戦相手のドリフトが戻ったため、ベスト8へ。準々決勝では、インを差したものの、行き場がなくなって、コースをショートカットしてしまい、負けてしまいました。

 準決勝では、マシンの前輪が相手のマシンの後輪に乗り上がり、大きくダイブ!というすごいクラッシュが発生。こんなにたくさんクラッシュ見てしまったら、普通のドリフトの大会を見ても物足りなくなってしまうかも。。。というほどたくさんクラッシュしてました。

というわけで詳細レポートとカメラマンの撮った写真はぜひこちらでご確認を。