明和電機 ナンセンス=マシーンズ展

実は「明和電機」が何だかすらも知らなかったのですが
何か胸騒ぎがざわざわして、いてもたってもいられなくなった。
時々こういうことがある。こういうヤマ勘には従った方がいい。
ICCは元々好きだし。

。。。というわけで行ってきました「明和電機 ナンセンス=マシーンズ展」。
明日が最終日だそうで、なんともギリギリだったわけですが
何故こんなに胸騒ぎがしたのかというと恐ろしく面白いのだ。
何故こんなにツボにはまってしまうだろうことが
ちらっとテキストだけのWEBを見ただけでわかったのか
自分でもよくわからないのだが、ヤマ勘とはそういうものであろう。


極めてキワモノ。極めてマニアック。
ただ、すげー面白い。

説明しろと言われて説明できるようならナンセンスを名乗ってないだろう。
ということで、「パリでやったライブのビデオ」を見ることをオススメする。
ちょっと入ってみたつもりがあまりに面白くて閉館まで立つことができなかった。

いやはや、久々にやられました。

●プレスリリース:

明和電機は,1993年に土佐正道と信道の兄弟によって結成された総合芸術ユニットです.「社長」「副社長」を名乗り,作品を「製品」,ライブを「製品デモンストレーション」と呼び,テレビやマスメディアへの登場,商品としてのプロダクト制作を行なうなど,これまでのアートの枠組みを越えた活動を続けています.2001年より弟・信道が社長に就任し,(注:ちなみに兄は35歳で「定年退職」したらしい。。。)2003年には,世界的なメディア・アートの祭典アルス・エレクトロニカのインタラクティヴ・アート部門で準グランプリを受賞,また,パリにおける初の海外ライブでも好評を博しました.

この「ナンセンス=マシーンズ」展は,明和電機の11年にわたる活動の集大成ともいえるもので,これまでに制作された「魚器(NAKI)シリーズ」,「ツクバ(TSUKUBA)シリーズ」,さらに,新シリーズ「エーデルワイス」の新作が発表され,より完成されたその世界観が提示されます.これらユニークかつナンセンスな機械の数々が一堂に会し,さらには「明和電機のある暮らし」などのコンセプトやストラテジーなどが紹介され,明和電機の全貌が明らかにされます.